SDGsや脱炭素社会の実現に向けた動きが世界で加速する中、各企業の気候変動対策がますます重要になっています。 現在注目を集めているのが、サーキュラーエコノミー、即ち、廃棄物を含めた全ての資源を使用し続ける仕組みを創る経済モデルです。
サーキュラーエコノミーを企業戦略に取り入れることは、環境負荷軽減だけでなく、新しいビジネスモデルの創出にも繋がります。 また、現在最も先進的な取組みを実施している国が、オランダです。今回は、これまでオランダと日本の2拠点で200社以上の企業や関係省庁、行政機関を対象に講習会を実施し 「第35回青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にてグランプリを受賞された経験を持つサーキュラーエコノミー研究家の安居昭博氏をお迎えし、「サーキュラーエコノミー実践〜オランダの事例に学ぶ新しいビジネスモデル〜」と題したオンラインセミナーを開催しました。
イノベーション創出に向けたサーキュラーエコノミーの実践方法について、オランダでの最新事例を交えながら話していただいた様子をレポートいたします。