活用事例

自治体の助成を経て、次の外部人材は新規事業マーケのプロ

株式会社JRS

目的
業種
利用サービス

インタビューにご協力いただいた方

  • 1番左 営業部 倉澤真輝様
    左から2番目 システム部門 鈴木早苗様

▼ご利用いただいたサービス
ビザスクpartner
専門性を持つ人材が企業課題を解決する、業務委託型伴走支援サービス

2022年埼玉県戸田市の支援制度を活用し、無償にてDX有識者を迎え社内改革を始動したJRS社。外部人材活用による成功体験を経て、BtoB領域の既存事業からBtoC領域への新規事業進出に挑戦。新規事業であるEC・マーケティング戦略支援にてビザスクpartnerを活用いただきました。

こんな方にオススメ
・外部人材登用が初めての企業
・変革を目指す企業経営者
・自治体の支援事業担当の方

ペルソナ設計に苦戦、最終的なターゲットは「トラベルナース」

株式会社JRS様はBtoBの家具家電レンタル事業を展開しており、顧客は単身者向けの物件を扱う不動産管理会社をターゲットとされています。ECサイト構築にあたり、エキスパートとどのような施策を実施しましたか?
弊社はBtoBでは実績と強みがありますが、BtoCの事業展開を検討する場合、競合の特徴や弊社の強みの活かし方など理解できていない部分がありました。エキスパートの小坂様にはこれらの点を踏まえて、当社の未来まで見据えた柔軟なご提案をいただけました。

最初は支援を受けることで話が大きくなり、莫大な費用がかかってしまうのでは?という懸念がありましたが、マーケティングの部分から始めてターゲットや市場を明確にし、サイトそのものはミニマムでスタートさせるという形で進めることになりました。

サービス対象者を、移動しながら短期間働くトラベルナースに絞って小規模でスタートしていますが、これは最初のペルソナ設定があったからこそのアイディアでした。

初めての外部人材登用、社内説得の難しさ

二度目のビザスクのご利用ですが、外部人材登用の導入の壁はありましたか?
前回、初導入時のDX支援でビザスクを利用する際は、推進する側と社内の間に温度差があり「そもそもDXとは何か」「なぜ必要なのか」という根本から理解を得る必要がありましたし、社外の方に協力いただくのも初めてだったので抵抗もありました。

今振り返ると、私だけでは社内を説得するのは難しかったと感じます。ビザスクの担当が第三者として関わり、外部から説明いただけたことでプロジェクトを進められました。

単純に外部人材を入れるだけではリスクもあります。本当に必要なことがわからない、曖昧なままの支援では本質的な課題解決ができず、表面的な施策にコストだけがかかる、という失敗はありがちです。その部分をビザスクがサポートいただけるので心強いです。

前回、導入・構築いただいたDXの仕組みについては、社内引き継ぎの上、現在は社内の多くのメンバーが使いこなせており、この成功体験が今回のプロジェクトにもつながりました。

新たなチャレンジを恐れない企業文化

外部人材の支援を受けたことで、社内に変化はありましたか?
全社的に新たなチャレンジを恐れずにやろうという風潮が生まれました。一連のプロジェクトが各部署や全社でのミーティングを増やすきっかけとなり、多様な意見が出て会社に反映されている実感があります。

具体的な例をひとつ挙げると、統一されたマニュアルを作るという取り組みを実施しました。DX化をきっかけに今まで口頭で教え引き継いでいた物事の見える化が必要だという考えが浸透し、レンタルから返却された冷蔵庫や洗濯機などの清掃手順を整理したマニュアルを作成、新人スタッフやパートナー企業の方に、当社の水準を明確かつ効率的に伝えられるようになりました。

※「戸田市DX伴走型支援事業」
2022年より埼玉県戸田市が実施する、有識者と企業のマッチングによりDX課題の解決を目指す伴走型支援事業。

▼プレスリリース
埼玉県戸田市が3年連続でビザスクを「DX伴走型支援事業」のパートナーに採択〜外部のプロによる実践的な支援を企業負担ゼロで提供〜 

ここからは支援エキスパートの小坂様にもお伺いしてまいります。

エキスパート 小坂 悠真様

リクルート系企業で新規事業を立ち上げ一部上場企業へ事業譲渡を経験。
その後、WEBマーケティング企業の取締役を経て2017年に株式会社D4Dを設立。
主にECサイト構築や成果報酬型のEC売上向上支援を実施。
茨城県境町にあるALOHA GLAMPING RESORTのCOO/CMOも兼任。

ビザスクご登録のきっかけと、今回案件をお受けいただいた理由について教えてください。
元々自分が未経験な領域の事業展開や事業支援をするときにプロフェッショナルな方々にヒアリングする場として利用させていただいていました。
そんな中で、自身の経験をお伝えすることで有益に感じている方々もいるのでは、と思い登録しました。

今回はビザスクの方から直接案件のご相談を頂き、打ち合わせをする中で非常に力になれそうな部分が多いと思い受けさせていただきました。

支援の際に意識したこと、工夫したことを教えてください。
可能な限り録画、ドキュメントに残すなどをして、JRS様側でも整理がしやすいようにしていました。
また、現場の方のヒアリングなども積極的に実施させていただきながら、業務フローを一度で完成させるのではなく会話しながら作成するなどを実施しました。

ご支援いただいた感想、やりがいを教えてください。
プロジェクトに参加されている方々が自分事として捉え、常に前向きであったことが非常に印象的でした。
実際にペルソナについて考えて頂いたり、営業先の方にヒアリングして頂いたりと、情熱的に実行できたからこそ、スピーディーかつターゲットを明確にした状態で立ち上げることができたと考えています。

まだリリースして間もなく、ECサイトとしてはこれから売上を立てていくことが勝負となってきますが、まず、関係者の方からでも好評な状態でスタート出来てうれしい限りです。

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