活用事例
「家事を楽しくする」新規事業創造。サービス設計やマネタイズの仮説構築を外部人材がサポート
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社
- 目的
- 業種
- 利用サービス
インタビューにご協力いただいた方
- CX事業開発室 サービス事業開発部 新規価値創出課 福井様
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- 課題
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- 部署が少人数で、新規事業創造に関する経験が不足している
- どのようなマネタイズが考えられるか、またその確からしさの根拠があるのか、に取り組むにあたって専門的な知識や工数足りていない
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- アプローチ
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- ベースとなる事業アイデアについて、エンドユーザーである一般のご家族に対する価値提供(toC向け)と、共に価値提供に取り組む協力企業(toB向け)の検討、両方についてマネタイズの方法やビジネスモデルに関するアドバイスを受けてブラッシュアップ
- 協力企業検討のため、ニーズやマネタイズ方法をビザスクinterviewで検証
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- 効果
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- 対ユーザー(toC向け)と対協力企業(toB向け)、2つの面からサービス設計のための仮説を固めることができた
所属されている部署の役割やミッションについて教えてください。
パナソニックくらしアプライアンス社は「技術やサービスで一人ひとりのウェルビーイングを実現する」を大きなテーマとしており、私が所属する新規価値創出課では、お客様のニーズや困りごとを解決する新たな事業の開発を担っています。パナソニックというと一般消費者様向けの家電製品を想像されると思いますが、もっと幅広く、家事や育児など暮らしの課題を解決するサービス事業を企画しています。今回ビザスクに支援を依頼したのはアプリケーションサービスの開発です。
ビザスクに依頼するにあたって、どのような課題があったのでしょうか。
元々部署の人数が少なく、新規事業・サービス開発のノウハウや経験を持ったメンバーが不足していました。私自身も複数のロールを担う形で2つのプロジェクトを兼任しており工数が足りない、という切実な問題を抱えていたため、前職のときから知っていたビザスクの利用を決めました。
今回のエキスパートに依頼した決め手を教えてください。
私たちの事業のテーマである「暮らし」に関わったことがあり、新規事業の経験がある方という条件でビザスクから数名、候補者の紹介を受けて面談を実施しましたが、一番の決め手は人柄の相性です。また、エキスパートはアウトプットのイメージなどが明確で、部署のメンバーが理解しやすいよう説明していただけたことで支援内容に期待できました。
今回、支援を依頼したサービスはどのような内容なのでしょうか。
ご家族での家事シェアが難しく夫婦間で分担が偏ってしまう、という課題を解決するソリューションです。ときにネガティブになりがちな夫婦間の家事にまつわるコミュニケーションを、ツールによってやわらげて円滑にし、エンタメ要素を盛り込んで楽しいものにする、というのが元々のアイディアです。現時点では、ご家族が協力して家事をクリアすることで、何らかのアクティビティ体験や家事代行サービス利用に使えるポイントなど、楽しみや価値を得られる、といったものを考えています。
エキスパートからは、どのような部分支援を受けたのかを教えてください。
ベースとなるサービスのコンセプトやアイディアは私が制作していたのですが、どのようにマネタイズすべきか、どのビジネスモデルであれば親和性が高いかといったご意見をいただきました。コミュニケーションはオンラインが中心で、Slackやーティングでのやり取りを重ねてきました。
今回のサービスは、ご家族を対象としたBtoC事業ではあるのですが、家事をクリアした場合の価値提供、という部分で協力企業によるサービス提供を想定しているため、BtoBの要素もあります。エキスパートからこの2つの面についてサポートいただき、アイディアをブラッシュアップしています。現時点ではマネタイズのモデルや事業規模の算出、シミュレーションなど仮説の準備が完了しました。
今後は「ビザスクinterview」も利用されるとのことですが、どのような活用を予定していますか。
このプロジェクトの中のBtoBの要素、協力企業との関わりについて、関連する業界の方にヒアリングをしたいのですが、私たちが自社でインタビューを受けていただける会社を探すのは難しいため「ビザスクinterview」を利用します。「このサービスに相手方の企業として需要があるか」「マーケティング費用を出していただけるものか」といった内容を調査予定です。
対ユーザーのBtoCの部分は、すでに一般モニターの方に試作したアプリを体験していただいており、感想や意見のヒアリングというフェーズに入っています。この2つの方向性で仮説を検証した後に、事業として進めるかを決定します。
「ビザスクpartner」を活用しての感想を教えてください。
社内だけで事業開発を行う場合、スキルや経験の不足をキャリア採用などで補うと固定費がかかりコストはかなり高くなりますが、ビザスクpartnerであれば、専門性を持った方に即時にサポートをいただけるのでリスクが少ない状態で事業に取り組めることを実感しました。
また、エキスパートには新規事業の支援という総合的で幅広い依頼をしており、結果として良くまとめていただきましたが、最初の時点で「このような方にこの部分をお願いしたい」という要件やポイントを具体化できると、さらに効率よく、よりエキスパートの方に力を発揮していただけると感じました。
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