セミナー
元 TDK 環境部門責任者が語る
脱炭素経営における情報開示の最適化
TCFD に対応したサプライチェーンと現場を巻き込む
組織開発
脱炭素社会への移行が世界的に加速する中、企業に求められるのは単なる温室効果ガス
排出量削減の取り組みに留まらず、その成果やプロセスを透明性をもって情報開示することです。
しかし、Scope 3(サプライチェーン全体)を含む排出量算定や情報開示の仕組みづくりにおいて、
多くの企業が以下のような課題を抱えています。
- 「脱炭素経営は進めているが、工場やサプライチェーンとの連携が難しい」
- 「情報開示が複雑化し、CSR 側と現場でコストが重複してかかっている」
- 「短期利益と長期的な環境目標のバランスをどう取ればよいか分からない」
- 「脱炭素経営が特定部門の取り組みに留まり、全社的な理解が進まない」
一方で、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)を活用し、全社やサプライチェーン全体を
巻き込みながら、脱炭素経営を効果的に進め、情報開示の質を向上させる企業も増えつつあります。
そこで今回、長年にわたり企業の環境戦略の策定と脱炭素経営の推進を手掛けてきた
桑島 哲哉 氏 をお招きし、全社的な情報開示とサプライチェーン連携を実現するための具体的な
プロセスや事例について解説いただきます。
桑島氏は、TDK株式会社で 20年以上にわたり電子部品設計から国内外の環境戦略立案まで幅広く活躍。
2019年には TDK株式会社として省エネ大賞を受賞されました。
その後、独立し、現場の視点を持ち合わせた気候変動対策支援を専門とするコンサルティング業務を
展開しており、Scope 3 排出量算定や TCFD 対応などの豊富な実績をお持ちです。
当日は、以下のトピックについて詳しくお話しいただきます。
- Scope 1, 2, 3 を含む排出量算定のコンセプトと、具体的手法
- 全社やサプライチェーンを巻き込む体制構築のポイント
- 情報開示における実践的な工夫
- 脱炭素経営を成功させた企業の実例
脱炭素経営に取り組む方はぜひご参加ください。
■こんな方におすすめ
・脱炭素経営に取り組んでいるものの、Scope 3 を含むサプライチェーン全体の情報開示に
課題を感じている方。
・CSR 活動と現場管理が併存し、コストや労力の二重負担にお悩みの方。
・TCFD に基づく具体的な取り組みや体制構築の方法を知りたい方。
・部門単位での脱炭素経営から、全社的な連携に進めたいと考えている方。
■ご講演スケジュール
・ご挨拶とサービス紹介
・桑島氏 ご講演
・Q&A
■参加費用
無料
※ コンテンツの詳細は変更になる場合がございます。
※ 本セミナーは「Zoom」を使用したオンラインセミナーとなります。
※ 本セミナーの対象外の方、個人の方、ご同業の方の参加はお断りさせていただいております。
※ お申し込みが定員数を達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
登壇者
合同会社桑島技術士事務所
桑島 哲哉 氏
半導体製造業、大手電子部品製造業において、半導体プロセス開発、電子部品の開発・設計等にリーダーとして従事。さらに大手電子部品製造業においては、10年にわたり環境部門の責任者として、省エネルギーや中長期の環境目標の設定、現場展開と実行、外部開示、サプライチェーン展開などについて活動。2024年に 合同会社桑島技術士事務所 を設立。「環境とエネルギーから脱炭素経営をサポートする」のモットーの元、環境、エネルギーの課題を中心に脱炭素経営に対する支援を実施中。目標設定、開示などから現場での改善にいたる、シームレスで整合的なソリューションの提案が特徴。