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オムロンの未来研究所 代表が語る 未来を予測する SINIC理論~過去半世紀を言い当てたシナリオの展望と、ビジネスへの応用事例~

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開催日時 12月18日(月)16:00~17:30
場所 オンライン配信(ZOOM)
参加費用 無料

経営、とりわけ新規事業開発の成功においては、ユーザー自身も競合他社も、誰も気づいていない、近未来の潜在的なソーシャルニーズを捉えることが鍵です。また、そのために必要なのが「未来の社会を予測する」ことです。

既に顕在化しているニーズに基づき事業を創出した場合、いわゆるレッド・オーシャン型の激しい生存競争にさらされる恐れがあります。社会の大きな変化・潮流・ニーズを先んじて捉えた技術・商品を開発し、今までにはなかったマーケットを創り出すことができれば、独自の勝ち筋を進むことが可能です。
しかし、未来の社会を精度高く予測することは、容易ではありません。

そのような中「過去半世紀を言い当てた」と言われる、未来予測理論があります。
オムロン株式会社の創業者、立石 一真氏らが1970年に国際未来学会で発表した「SINIC(サイニック)理論」です。

SINIC理論とは「科学・技術・社会の三者の相互の影響による円環的進化を、未来予測理論として体系化した」ものです。立石 一真氏は「経営とは、未来を考えることである」「その未来は、誰もが納得できる合理性を備える必要がある」と考え、常に社会の変化を先回りして、納得できる社会イメージを描き出し、ソーシャルニーズを創造し、技術や商品、事業を先駆けて準備する優れた経営のための「未来への羅針盤」としてこの理論を提唱しました。

パソコンやインターネットも存在しなかった高度経済成長のまっただ中に発表されたにもかかわらず、情報化社会、その後に続く最適化社会の出現など、21世紀前半までの社会シナリオを、驚くべき高い精度で描き出しています。

本セミナーでは、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所 代表取締役社長の立石 郁雄氏をお招きし「SINIC理論」をテーマにご講演いただきます。

立石 郁雄氏は、オムロン株式会社にて、制御機器の営業、商品・事業企画、新規事業開発、海外現地法人経営、マーケティング等に従事された後、日本初の福祉工場であるオムロン太陽株式会社の社長を務められました。
2023年1月より現職にて、企業の枠を越えたよりよい未来社会づくりに邁進されています。

SINIC理論が予測する「自律社会・自然社会」の未来像や、オムロン社における「経営の羅針盤」としての実践の歴史、現在の挑戦事例についてご講演いただきます。環境変化の激しい時代において、時代の潮流と未来の展望を捉え、事業開発を加速させたい方は、是非ご参加ください。

登壇者

株式会社ヒューマンルネッサンス研究所 代表取締役社長

立石 郁雄氏

1967年生まれ。学生時代はラグビー部主将。大手銀行勤務を経て、1996年オムロンに入社。 制御機器の営業、商品・事業企画、新規事業開発、海外現地法人経営、マーケティング等に従事。 2021年日本初の障がい者福祉工場オムロン太陽(大分)社長。2023年1月より現職。1970年国際未来学会で発表された「未来予測理論SINIC理論」を羅針盤として、企業の枠を越えてよりよい未来社会づくりに邁進中。

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