セミナー
日立製作所フェローが語る、データを “事業” に変える 15年の挑戦〜研究データを活かした事業化のリアル〜
開催日時 | 10月28日(火)16:00〜17:30 |
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場所 | オンライン配信(ZOOM) |
参加費用 | 無料 |
AI やデータ活用が急速に進化し、技術を社会価値に変えるスピードが問われる現在、
研究開発の現場から、社会を変える事業を生み出すにはどうすべきか
多くの技術者が、優れたシーズやデータを持ちながら、以下の壁に直面しているのではないでしょうか。
・社内で理解が得られず、プロジェクトが前進しない
・顧客に価値が伝わらず、技術が活かされない
・試作ができても、ビジネスモデルが描けない
こうした課題をどう乗り越え、シーズやデータを「売れるサービス」に変えていくのか。
本セミナーでは、株式会社日立製作所 フェロー 矢野氏が、
研究データを起点に事業を生み出すまでの 15年間のリアルを語ります。
矢野氏は、世界で初めて単一電子メモリの室温動作に成功した研究者であり、
AI・ウェアラブルデバイス・ビッグデータ解析の第一人者です。
その豊富な研究知見を活かし、社会課題解決を目指して立ち上げたのが 「ハピネスプラネット」。
人々の幸福度を定量化する独自技術を基盤に、ビッグデータ解析・AI を駆使して
職場や地域のエンゲージメント向上や健康経営を支援するこのサービスを、
矢野氏がどのように事業化へと導いたのか。
当日はその15年間にわたる挑戦の軌跡を具体的にお話しいただきます。
さらに、ハピネスプラネットを事業化するまでの道のりで培われた知見を踏まえ、AI・ビッグデータ解析・幸福学を専門分野とする研究者としての視点から、AI時代に人とAIが共に価値を生み出す組織や経営のあり方についても語ります。
■ 当日は下記の点についてお話しいただきます
・技術シーズ・研究データから事業を生み出すまでのリアルなプロセス
・技術を「売れるサービス」に変えるための突破口
・社内説得や出島戦略、顧客対話による事業化の実践知
・AI と共に価値を生み出す組織・経営とは
■ こんな方におすすめ
・研究技術を活かして新規事業に挑戦したい技術者・研究者の方
・技術起点の事業化に課題を感じている研究企画部門の方
・大企業で新規事業を推進したいが、社内調整に悩んでいる方
・AI 時代における人と組織のあり方に関心がある方
■ ご講演スケジュール
ご挨拶とサービス紹介
矢野 氏 ご講演
Q&A
■ 参加費用
無料
※ コンテンツの詳細は変更になる場合がございます。
※ 本セミナーは「Zoom」を使用したオンラインセミナーとなります。
※ 本セミナーの対象外の方、個人の方、ご同業の方の参加はお断りさせていただいております。
※ お申し込みが定員数を達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
登壇者
株式会社日立製作所 フェロー
株式会社ハピネスプラネット 代表取締役 CEO
矢野 和男 氏
1984年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、日立製作所入社。2004年からビッグデータ収集・活用で世界を牽引。特に、幅広い分野で実活用されている多目的 AI の開発やデータを活用したハピネスの解明で先導的な役割を果たす。2020年ハピネスプラネット設立。2020年 IEEE Frederik Phillips Award を受賞。著書に『データの見えざる手』、『予測不能の時代』、2025年7月上梓『トリニティ組織: 人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」』。博士(工学)。IEEE Fellow.