セミナー
東京海上の新規事業開発経験から得た
〜大企業ならではの「障壁」を構造化し、 事業を動かす考え方〜
| 開催日時 | 1月15日(木)16:00〜17:30 |
|---|---|
| 場所 | オンライン配信(ZOOM) |
| 参加費用 | 無料 |
事業環境が複雑化し、不確実性が高まる中、多くの大企業では
「PoC までは進むが、事業化には至らない」という状況が常態化しています。
その背景には、既存事業との力学やアライアンス関係、社内ガバナンス・ルールなど、
大企業特有の多様な要素が絡み合い、事業企画の前進を難しくしている現実があります。
こうした状況はしばしば「壁」や「政治」と表現されますが、それらを単なる障壁として捉えてしまうと、
迎合したり、思考が止まってしまうこともあるのではないでしょうか。
重要なのは、事業を前に進めるためのその障壁をいかに “変数” として構造化して捉え直し、
どのように紐解いていくかです。
本セミナーには、金融・保険業界という規制が極めて厳しい環境において新規事業開発を推進し、
事業のローンチから子会社化までを実行してきた、元 東京海上の 堤 貴寛 氏 をお迎えします。
堤氏は、事業検証・事業開発上でてくる既存事業とのハレーション、
時間を要する各種ガバナンスチェック対応やルールといった “大企業ならではの障壁” を
開発プロセスを組み直しながら推し進める構造をどう作るかに向き合ってこられました。
本セミナーでは、堤氏がこれまで大企業の中で直面し、実際に乗り越えてきた「変数と構造の捉え方」を
具体的なケースとともに解説します。正攻法で通すべき場面と、構造的に組み替えることで
突破すべき場面をどのように見極め、どう動かしてきたのか。
さらに、それを可能にした組織体制、ダイバーシティ、アライアンス設計の考え方にも踏み込みます。
事業化のボトルネックがどこにあるのかを見極め、限られた時間とリソースの中で
前に進むための実践知をお届けします。
■ 当日お話しいただくテーマ
・大企業の新規事業における “政治”、“壁” の正体
― それは障壁ではなく「事業開発に必要な変数である」という捉え方
― なぜ因数分解すると前に進めるのか
・大企業ならではの多様な変数をどう紐解いてきたか
― 正攻法で論破する
― 正攻法がダメなら変数と構造を変える
・組織が動く条件とは何か
― プロパーとキャリア採用の役割分担
― プロパーと融合した組織の効果
■ こんな方におすすめ
・PoC 止まりから抜け出し “事業化フェーズ” へ進む道筋を知りたい新規事業担当者、マネージャーの方
・大企業特有の制約(ハレーション、ガバナンス、社内調整など)をどう扱えばよいか悩んでいる方
・既存事業の各組織のリソースを巻き込み、組織を横断した事業推進を実現したい方
・子会社化、ビークル設計など、事業構造そのものの再設計に関心のある方
・「政治」や「壁」だと抽象化せず、事業開発に必要な変数として分解し、実務的に突破したい方
■ ご講演スケジュール
・ご挨拶とサービス紹介
・堤 氏 ご講演
・Q&A
■ 参加費用
無料
※ コンテンツの詳細は変更になる場合がございます。
※ 本セミナーは「Zoom」を使用したオンラインセミナーとなります。
※ 本セミナーの対象外の方、個人の方、ご同業の方の参加はお断りさせていただいております。
※「AI 文字起こしツール」の参加・録音・録画はお断りさせていただいております。
該当ツールによる参加が確認された場合は、主催者判断により断りなくご退出いただく場合がございます。
※ お申し込みが定員数に達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
登壇者

Sharing Innovations社
執行役員
堤 貴寛 氏
LINE (現 LINEヤフー)、ソフトバンクで仮想移動体通信や音声 AI 関連の事業企画、事業開発に従事したのち、東京海上にて新規事業子会社を設立し、複数の B2B SaaS 開発をリードしながら取締役や IT 開発組織長を歴任。現在は、Sharing Innovations社 執行役員として新規ソリューション開発、開発組織マネジメントに従事。






