セミナー
味の素社の「グリーンフード事業」に学ぶ
〜大企業の「壁」を破る海外新規事業の実行術〜
| 開催日時 | 12月4日(木)16:00〜17:30 |
|---|---|
| 場所 | オンライン配信(ZOOM) |
| 参加費用 | 無料 |
グローバル市場の競争が激化し、特にアジア市場のスピード感が問われる現代。
大企業にとって、海外拠点を起点とした新規事業の創出は、持続的成長のための重要課題です。
しかし、多くの海外事業担当者や新規事業担当者が、
以下のような大企業特有の「壁」に直面しているのではないでしょうか。
・本社の意思決定プロセスが遅く、現地の市場スピードについていけない
・既存事業部から「PL の足を引っ張らないで欲しい」と応援が得られない
・「自社のアセットを活かそう」という方針で、最適な戦略が取れない
・失敗を許容しない組織文化の中で、挑戦的な「0 → 1」の企画が立てられない
こうした課題をどう乗り越え、海外発の新規事業を立ち上げるのか。
本セミナーには、味の素社にてシンガポールにおける
「グリーンフード事業<Atlr.72 (アトリエ・セブンツー)>」をリードする
味の素株式会社 コーポレート本部 グリーン事業推進部
戦略グループ長 小澤 由行 氏がご登壇。
小澤氏は、多くの人が「なぜ味の素が?」と疑問に思う「スイーツ」という領域で、
かつ「シンガポール」という市場を選定。
構想からわずか半年で事業をローンチさせ、成果を上げられています。
その成功の裏には、緻密な市場選定戦略だけでなく、大企業の「壁」を突破するための
大胆な「仕組み改革」がありました。
なぜ「調味料」ではなく「スイーツ」だったのか? なぜ「シンガポール」だったのか?
そして、最大の障壁である「既存事業部とのカニバリ」や「会計・評価の壁」を、
小澤氏はどのように乗り越え、むしろ「応援される体制」を作り上げたのか。
大企業のメカニズムそのものに踏み込んだ「異色」の実行術について、
リアルに語っていただきます。
■ 当日は下記の点についてお話しいただきます
・海外発・新規事業「0 → 1」のリアルなプロセス(Atlr.72事例)
・なぜシンガポールか?なぜスイーツか?—ビジョンと戦略的市場選定の論理
・既存事業部を「応援団」に変える仕組み改革
・CO2 由来タンパク質「ソレイン」活用と、ビジョンを軸にしたブランド戦略
■ こんな方におすすめ
・大企業・中堅企業で、海外事業開発、新規事業開発、経営企画に携わる方
・日本本社と海外現地法人の間で、意思決定のスピードや文化の違いに課題を感じている方
・「自社アセット活用」や「既存事業との連携」に悩み、事業推進の板挟みになっている方
・新規事業の「評価制度」や「会計処理」のあり方に課題を感じている経営企画、財務部門の方
■ ご講演スケジュール
・ご挨拶とサービス紹介
・小澤 氏 ご講演
・Q&A
■ 参加費用
無料
※ コンテンツの詳細は変更になる場合がございます。
※ 本セミナーは「Zoom」を使用したオンラインセミナーとなります。
※ 本セミナーの対象外の方、個人の方、ご同業の方の参加はお断りさせていただいております。
※ お申し込みが定員数を達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
登壇者

味の素株式会社
コーポレート本部 グリーン事業推進部
戦略グループ長
小澤 由行 氏
1997年入社、国内リテール食品事業(営業/事業部門)に 12年従事した後、海外リテール食品事業(タイ、ベトナムに赴任)に 11年従事。2018年より経営企画部にて経営戦略の策定、事業モデル変革の推進に従事。2023年 4月、新規事業開発担当執行役と共にグリーン事業推進部を新設。2024年 8月、食を通じて、人と地球のより良い未来に貢献する「Atlr.72®(アトリエ・セブンツー)」ブランドをシンガポールにてローンチし新規事業開発をリード。
