世界8カ国が参加するデザイン思考の学びの場で社外有識者が登壇 新鮮で豊富な事例に触れることで視野が広がった

所属部署の業務内容について教えてください。

当社のデザインセンターでは、ブランドデザイン、プロダクト/サービスデザインのみならず、全社的にデザイン思考の浸透に取り組んでいます。中でも私たちが所属するグローバルデザイン推進グループは、グローバルカンパニーとしてデザイン思考を推進するミッションを担う組織です。具体的には、グローバルヘッドクオーターである国内事業部に向けた教育やプロジェクト支援、そして世界各拠点の推進者と連携しデザイン思考を各地に広めていく活動も実施しています。

今回「ビザスクpartner」をご活用いただいた背景を教えてください。

デザイン思考をグローバルで推進するにあたり、世界各拠点のメンバーがオンライン会議でデザイン思考について学び合う場として「デザイン思考グローバルサミット」を開催しています。

初回は、参加者同士で自己紹介を行い、社内の事例を共有し合いました。その際「他社の事例や活動について知りたい」という声が上がったことから、2回目は知人のつながりで外部スピーカーを招きました。その結果が好評だったため、3回目以降も継続して社外の実践者や専門家をお呼びし、社内とは違った視点で刺激を得る機会を設けたいと考えました。

しかし、事業会社でデザイン思考を取り入れた経験があり、英語でプレゼンテーションができるという条件だと、私たちが持つネットワークではなかなか該当する方が見つからない状況でした。
そんな時、ビザスクが開催しているセミナーを視聴してサービスを知り、ビザスクであれば私たちが探しているような条件で豊富な知見を持つ有識者が見つかるかもしれないと考え相談しました。

今回のエキスパートに依頼された理由をお聞かせください。

まず面談した方々は、事業会社での豊富なご経験と英語力といった要件を満たしていて、皆さん魅力的な経歴をお持ちでした。

その中でも今回私たちが依頼させていただいた方は、様々な事業でデザイン思考を活用されていらっしゃり、海外でのワークショップの実績もあることから適任者だと考えました。当社にはグローバルに展開しているコニカミノルタデザイン思考のフレームワークがありますが、その実践の後押しにもなるお話をしていただけると思いお願いすることにしました。

エキスパートの支援内容を教えてください。

主な支援内容は、第3回「デザイン思考グローバルサミット」に外部講師として登壇していただき、デザイン思考の具体的な事例を複数紹介していただくというものでした。
当日の1ヶ月ほど前にまずキックオフを行い、当社からの要望をお伝えしました。そこからエキスパートにプレゼンテーションの構成を提案いただき、何度かフィードバックを行いながら当日の内容を決めていきました。「ビジネスの様々な場面でデザイン思考が有効であることを伝えたい」という私たちの要望をうまく取り入れ、最後まで準備に余念なく資料を作り込み、リハーサルも行っていただきました。

支援の成果について教えてください。

当日は、8か国からデザイン思考の実践や浸透に取り組む21名が参加し、エキスパートのプレゼンテーションを受けてQ＆Aが活発に行われ、とてもいい機会となりました。準備を徹底的に行っていただいたこともあり、当日の進行も非常にスムーズで大変助かりました。
終了後のアンケートでは、「他社がどのようにデザイン思考を活用しているのかを知れて、刺激を得られた。」「社内外でどのような取り組みが行われているのかを把握できる有効な機会であった。」という声が多く上がりました。複数のビジネス領域でデザイン思考を実践されてきたエキスパートが、生きた事例をいくつもお話しいただいたことが良かったのだと感じています。

「ビザスクpartner」をご活用いただいた感想をお聞かせください。

まず、要件に合う候補者を正確かつスピーディーにリストアップいただいたことに驚きました。検討中の段階で潤沢な選択肢をご提案いただき、事前スクリーニングや面談を通してどの方が最適かすぐに探ることができ助かりました。また、リストのユーザビリティが良く非常に見やすかったです。
この先も今回のような登壇に限らず、様々な場面でビザスクに相談したいと考えています。

どのような企業にビザスクを勧めたいですか。

豊富な経験や知見を持つ有識者を探しているものの探し方が分からない方、まずは一度外部人材活用を試してみたいという方には、ぜひお勧めしたいです。大きな組織で働いていても、意外と社外の人とつながるきっかけがなかったり、契約面が難しかったりと悩みを抱える方は多いと思います。その点ビザスクは、登録されているエキスパートと事前に面談が出来、間に担当者が入ってくれるので契約面でも安心感があります。