活用事例
新中期経営計画の発表に伴いコーポレートサイトを刷新!社外プロ人材の支援でよりミッションや理念を伝わりやすい設計に
株式会社アバントグループ
- 目的
- 業種
- 利用サービス
インタビューにご協力いただいた方
- ブランドコミュニケーション室 里中 恵理子様(右)、早田 果林様(左)
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- 課題
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- 新中期経営計画発表に伴いサイトを段階的にバージョンアップさせたい
- 第2フェーズとして、グループとしてよりクリアなメッセージを発信していきたい
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- アプローチ
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- サイトリニューアルプロジェクトのPMとして要件定義からデザイン会社の選定、進捗管理まで、トータルで伴走
- クライアントとエキスパートの定例の他、デザイン会社との定例にも入り橋渡しとして企業の意図を伝える
- 他社の好事例を交え、本質的なアドバイスを授ける
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- 効果
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- 2023年8月の通期決算発表と新中期経営計画の発表に合わせて刷新したコーポレートサイトをローンチ
- 「使いやすくなった」「デザインが良い」など、周囲並びにSNSでも高評価で自社が発信したいことが、しっかりと伝わっている感触
- 今後のサイト改善にも活かせそうな学びが得られた
事業内容と、部署の役割について教えてください。
当社は、グループ会社4社を束ねる持株会社です。連結会計ソフトウエア開発をはじめ、グループ経営の支援、決算業務のアウトソーシング、DX・データ活用支援など幅広く事業を展開しており、様々なサービスの提供を通じて、お客様の経営のDXを総合的に支援しています。2022年10月にグループシナジーを最大化するために子会社を含めて事業を再編しました。
私たちブランドコミュニケーション室は、広報活動などを通じて、当社グループの事業をステークホルダーの方々に分かりやすく伝える役割を担っています。
今回「ビザスクpartner」をご活用されたのはどのような背景からですか。
2022年10月の事業再編に伴い、グループ全体で企業ロゴを統一し、Webサイトを刷新しました。
新しいロゴには、当社の企業理念やミッション、社会にインパクトを与えるという想いが込められており、グループ全体で統一のシンボルを用いています。
事業再編をWebリニューアルの第1フェーズ、2023年8月の新中期経営計画発表を第2フェーズと位置付けて、サイトを段階的にバージョンアップさせたいと考えていました。第2フェーズである今回は、グループとしてよりクリアなメッセージを発信していきたかったためです。
「ビザスクpartner」導入の決め手を教えてください。
事業再編以前は、当社ではコーポレートサイトの改修プロジェクトを内製で実施していました。しかし、今回の新中期経営計画発表のタイミングで、導線や見せ方を含めて当社が伝えたいメッセージをどういう形で表現すれば外部により伝わりやすいのか、これまで以上に検討が必要でした。
それならば社内だけで行うよりも、専門家の知見を入れてシナジーを創出させた方が、より良いものを作ることができるはずだと考え、外部の方にも入っていただくことにしたのです。ビザスクにはプロフェッショナル人材が多数登録されているイメージがあったことから、相談することにしました。
今回のエキスパートを選定された理由もお聞かせください。
一番大きな理由は、エキスパートである堤様がビザスクのリブランディングに関わった方だということです。営業担当の方からも、当社のニーズに合致した方だという推薦もあり、安心感がありました。成果物であるビザスクのWebサイトも、たいへん質の高いものだと感じました。
実際に堤様と面談をしてみると、当社の要望を汲み取り、一緒に創り上げてくださる方だと思い、お願いすることにしたのです。
どのような支援内容でしたか。
プロジェクトのPMとして、要件定義からデザイン会社の選定、進捗管理まで、トータルで伴走していただきました。ミーティングは、当社と堤様との定例、デザイン会社との定例、それぞれ週1回ずつです。
当社とデザイン会社との間にも入っていただき、私たちの想いを形にするためにはどうすれば効果的なのか、具体的な提案を交えてうまく橋渡しをしていただけました。また、私たちが実現したいことを踏まえ、他社の好事例もリストアップしてくださったこともありがたかったです。プロジェクトを進める中で、当社の要望をただ聞くだけではなく、エキスパートの視点から見て適切な場面で本質的なアドバイスをいただけたと感じています。
こちらがお願いしたこと以外にも、「自分の勉強も兼ねて調べてみました」と、様々な企業のWebサイトの傾向などの資料を作成してくださったり、デザイン会社からも最新のテクニックを学んだり、良いものを貪欲に取り入れて当社に対する提案に還元してくだったことも、頼もしく感じました。
支援の成果について教えてください。
まず、2023年8月の通期決算発表と新中期経営計画の発表に合わせて無事コーポレートサイトをローンチすることができました。
刷新したコーポレートサイト:https://www.avantgroup.com
細かな効果検証はこれから行いますが、「使いやすくなった」「デザインが良い」など、周囲の反応は上々です。また、SNSでもこれまでにない高い評価のコメントがありました。当社が発信したいことが、しっかりと伝わっているからこその反応だと思います。
ブランドコミュニケーション室にとっても、学びのあるリニューアルでした。堤様はデザインを論理的に見る視点や、スピーディーな開発を行う重要性など、これから当社がよりよい発信を続けていくための手法を授けてくださいました。この学びをベースとして今後も改善を続け、さらに質の高いサイトに育てていきたいです。
「ビザスクpartner」のサービスを活用した感想をお聞かせください。
私たちの課題や要望を丁寧にヒアリングしていただき、クイックに適切な方を紹介してくださった印象です。かつ、当社がビジネスとして何を目指しているのかに寄り添い、それを成し遂げるためには何が必要なのか、私たちの期待にマッチしているのかを常に気にかけてくださったため、たいへん安心感がありました。
どのような企業にビザスクを勧めたいですか。
どんな企業にもおすすめできると思います。時代の変化は激しく、そこにキャッチアップしていくためにも、外部人材の専門性を活用することは重要です。内製に縛られてしまうと身動きが取れなくなってしまいます。ビザスクには色々なサービスがありますし、しっかりと伴走してくれるので、何か新しいことをしようとしていたり、社内だけでは解決できない課題を抱えていたりする会社は、ぜひ一度相談してみてください。
ここからは支援エキスパートの堤様にもお伺いしてまいります。
エキスパート 堤 俊介様
WEBサービスの事業会社や制作プロダクションを経て独立、2018年に株式会社ナコードを設立。主にコーポレートサイトやWEBサービス構築の分野で、UXデザインを活かした課題定義やプロジェクトマネジメント領域の支援をしています。社労士向けクラウドサービスを展開する企業のCXO(最高UX責任者)も兼任。
ご自身のどんな強みをいかして貢献できると思われましたか?
過去に携わった持株会社のサイトリニューアルの経験から、おさえるべきポイントはある程度わかっていたので、今回はその経験を活かせると感じました。また、お客様の状況に応じて柔軟に対応できる体制もお役に立てると感じました。
ご支援の際に工夫されたことを教えてください。
納期や技術面の制約のなかで、いかにアバントグループさんの理想に近づけることができるかを一番に考えました。
アバントグループさんがコーポレートサイト上で伝えたい事をWEBサイトで表現するために、関係者へのヒアリング、クリエーター向けの仕様書づくりのサポートなど、情報整理とコミュニケーションの部分に重点を置いて支援しました。
ご支援いただいた感想、やりがいを教えてください。
アバントグループさんの熱意や、デザインを担当されたプロダクションさんの高いクオリティのお仕事など、モチベーションの高い方々に囲まれ、私自身、勉強になる点が多いプロジェクトでした。
また、このプロジェクトはリモート主体でしたが、打ち合わせの冒頭に案件とは関係がない話で盛り上がったりとオープンな雰囲気をすぐに作ることができました。疑問や確認事項が出てきたときには、すぐにチャットやハドルで話し合い、迅速に解決することができたのはこの雰囲気のおかげです。
リニューアル後のサイトは代表や関係者の方からも好評とのことで、支援できてよかったと感じています。
- 目的
- 業種
- 利用サービス