活用事例

年間PoC数が10倍に。一番の成果はメンバーの育成と自立

三菱鉛筆株式会社ビザスク活用事例

三菱鉛筆株式会社

目的
業種
部署

ご利用いただいたサービス
ビザスクpartner:エキスパートによる実働型の伴走支援

概要

  • 育成リソースの不足、持続的な事業創出に課題
  • 新規事業初期フェーズを中心に事業検証の仕組みづくりを実施
  • 新規事業チームの成長と自立でPoCの実施数が10倍に

こんな方におすすめ

  • 社内に新規事業経験者がいない企業
  • 専門家の支援を実務レベルで受けたい企業
  • 新規事業を継続的に創出したい企業

三菱鉛筆は筆記具の開発・製造・販売を行う企業。筆記具以外にも産業資材や化粧品事業を展開し、『表現革新カンパニー』を目指す。新規事業創出を推進する中島氏に、ビザスクpartner活用の経緯と成果について伺いました。

「PoCは年に1件程度」からの出発点

Qどのようなサービスを活用していましたか?

当初は新規事業支援会社を活用していましたが、継続的な活用には一定のコスト課題がありました。また、外部専門家からの支援は助言が中心となるケースもあり、社内メンバーのスキル向上にはつながりにくく、持続的な新規事業創出の仕組みを確立するために1メンバーとして一緒に取り組んでくれるパートナーを探す必要がありました。

Q. 具体的にどのような支援を受けましたか?

アイディエーションの手法、PoC(概念実証)の進め方、プロトタイプの要件定義、事業性評価など、新規事業の初期フェーズを幅広く支援していただきました。特に、PoC結果の判断基準を明確にすることで、より多くの事業アイデアを検証できる仕組みを整えることができました。

Q.エキスパート(専門家)はどのように選定しましたか?

選んだ決め手は、企業文化との相性と実行力です。本当に一緒に新規事業を考え、立ち上げまで共に取り組んでくれる方を求めていました。笠井さんは幅広い経験を持ち、今でも第一線で活躍しながら、当社の目的である人材育成にもモチベーションを持って関わっていただけました。

実際に、商談同行なども行なっていただきましたが、その際も事前に戦略を練るだけでなく、当日プレゼンをやって見せてくれたり、社員がどう動けばよいか迷った際には、「まず自分がやってみる」と実践で示し、社員がスムーズに行動できるよう導いてくれました。単なる助言ではなく、現場で一緒に進める姿勢こそが決め手でした。

メンバー育成とPoC数の飛躍的な増加

Q. 支援の進め方はどのようなものでしたか?

週に1回の定期ミーティングを実施し、各メンバーと密にコミュニケーションをとりながら進めました。時には毎日のようにメンバーとコミュニケーションをとっていただいたこともあります。メンバーのスキルや適性を考慮しながら、一緒に事業を考え、実行し、フィードバックを行うことで、単なるアドバイスにとどまらず、メンバーも実践的なスキルの習得ができたと考えます。

Q. 今回の施策の成果・社内の変化について教えてください

各メンバーが質の高いコンセプトを立案できるようになり、これまでに比べて格段に多くのPoCを実行できるようになりました。以前は年間1件程度しか進められなかったPoC施策が、10件以上に増加しました。

また、コンセプト段階から無償PoCへ、無償から有償へと移行する際のGo/No-Goの判断基準を明確にするきっかけも得られました。今後も、新規事業のフェーズに応じて積極的に活用していきたいと考えています。

メンバーによる新規事業推進と事業化の加速

Q. 今後の新規事業戦略についてどのように考えていますか?

新規事業の立ち上げを外部に依存するのではなく、社内のメンバー自身が主体的に推進できる環境を整えることが重要です。今後もエキスパート・ビザスクpartnerの知見を活用しながら、事業化までのプロセスを加速させていきたいと考えています。

ビザスクを活用して立ち上げていただいたサービス
LaKIT:クリエイティブを楽しむための、キット付きオンラインレッスン
URL:https://www.lakit.jp/

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