活用事例
自社サービスの開発初期から、約40件のユーザーインタビューを実施!事業検証やニーズの発見にビザスクの公募をフル活用。
株式会社アクロリア
- 目的
- 業種
- 利用サービス
インタビューにご協力いただいた方
- 経営企画部 伊藤 弥歩 様
課題
・自社サービス開発の構想を練るに当たり、対象業務を担当している企業内部の方の課題やニーズを調査したいが、正確かつ効率的に探す方法がない。
実施内容
・ビザスクの公募を通して、企業の定型業務に関わっている方々を対象に複数名へのユーザーインタビューを実施。実際の業務における具体的な課題をヒアリング。
結果
・構想している自社サービスの想定ユーザーをピンポイントに集めることに成功。毎回10件以上の提案の中から、よりターゲットに近い方2∼3名へのヒアリングが実現。
・約40件のユーザーインタビューを通して得たユーザーの声が、自社サービス構想のベースになった。
ー事業概要についてお聞かせください
株式会社アクロリアでは、企業向けに新規プロジェクトの立ち上げやプロジェクト推進の支援等を行っています。企業の業務改善・生産性向上のためのコンサルティング業務がメインで、今はそこで得られた経験や知見をもとにして、繰り返し発生する定型業務をチームで管理できる『octpath』というクラウド型ビジネスプロセスマネジメントツールのリリースに向けて準備をしています。その中で私は、新規事業のマネジメントやマーケティングを担当しています。
ービザスクを利用された背景を教えてください
今作っているサービスが企業の中の定型業務をマネジメントできるサービスなので、その対象業務について企業内部の細かいお話を聞ける方法を探していて、もともと社内でビザスクを知っていたメンバーから口コミで教えてもらい、利用させていただいたのがはじまりです。
その後、サービスの立ち上げにあたる事業検証や、該当する業務を担当している方へのユーザーインタビューを目的に、事業開発段階からずっと使わせていただいています。ビザスクでのインタビューを通じていろいろなお話を聞くなかで得られた顧客課題をもとに、社内の定型業務の進行管理を行うサービスを作っています。
ーどのようにスポットコンサルを進められましたか?
昨年の11月にはじめて指名相談を利用したのですが、そのときは今とは違うサービスを考えていました。それがBPOやRPAの導入に近かったため、そこに関して知見のある方にピンポイントでお話を聞いてみました。
今年の3月にも計6回ほど公募を出させていただいたのですが、その段階ではある程度構想しているサービスの対象業務やヒアリングしたい層が決まっていたので、その対象の方々に広くユーザーインタビューを実施していきました。そのインタビューを通してある程度ターゲットの条件が明確になった段階で、もう少しその条件を業務レベルに切り分けて、再度公募をかけていきました。
ーこれまで40件近くのスポットコンサルを実施いただいています。お使いいただいた感想を教えてください。
公募を出したときは、1案件につき10名くらいの方からご提案いただけています。想定以上のご提案数に毎回驚いています。あとは、今作っているサービスが業界・業種問わないものですけれども、依頼内容に合わせて本当に多種多様な業種・業界の方にご提案いただいていて、想定していなかったところにニーズがあるとわかるのも、とても良いと感じています。
ー依頼内容の記載などで工夫されている点はありますか?
サービスの対象となる業務を絞れていない時期が長かったので、どこにニーズがあるのかを把握するために対象を幅広く設定することを意識して、依頼文を作成していました。ご提案いただいた方々の中から、想定の業務に近い2~3名の方とインタビューに至っていました。
依頼文の中にある【提案時にご記載いただきたいこと】欄に、毎回知りたい情報を精査して記載することを意識していたので、ご提案いただいた段階である程度スクリーニングしやすい情報を得られていたのかと思います。
実際に出した公募案件(一例)
ービザスクご利用前の情報収集方法と比較していかがですか?
かなり有効な情報収集が出来ていると感じていまして、そこにはビザスクのアドバイザーの質の高さがあると思います。幅広い業種の経験者が登録されている点に加え、どの案件でも比較的迅速にレスポンスいただける方が多いので、そこは他のサービスとは違うメリットだと感じて利用させていただいていますね。
他社サービスでも全く同じ条件で依頼を出していたのですが、提案数の多さや依頼に対するマッチ具合、アドバイザーの方とのやり取りにおいてビザスクが一番よかったです。
登録されているアドバイザーの方への印象としては、ビジネス経験のしっかりした方が多いかつ、専門的な知識をもとに丁寧に回答してくださるので、ヒアリングできる深さが違うという特長を感じています。また、サイト上でメッセージをやり取りしますが、チャットというよりはきちんとしたビジネスメールのやり取りをしている感覚でいつも使っています。
ー「こんなときはビザスク」だと決めているビジネス上での利用シーンは何ですか?
一つはto Bでヒアリングを実施したい時です。今開発しているサービスがto Bなので、企業の利用シーンを調査する際に多用しています。あとは、自分の経験していない業務の経験を聞きたい時に使うというのがありまして、通常であれば自分と関わりのない業種・領域の方のお話を聞けるのもメリットだと思っています。
また、サービス自体でなくオペレーションの話ですが、相談を進める中で詰まった時に適宜サポートからフォローしていただけるのもありがたいです。フォロー体制が整っていて、サービスの質が担保されている安心感があるので、そういうところも長く使いたくなるポイントの一つになっていると思いますね。
ー今後のご活用予定について
現在構想中のサービスがちょうど開発に入り、もうすぐ実際に使える状態になるので、その細かいフィードバックをもらう用途で使いたいと思っています。加えて、これまで公募案件を通してやり取りしてきたなかで、ターゲットユーザーに近い方をすでに複数人見つけているので、今後はその方々にスポットで指名相談を出して、細かいヒアリングもしていけたらと思っています。
引き続き事業検証は続けつつ、初期ユーザー集めにも注力していくと思います。
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