ビザスク

ビザスク

株式会社データック

自身のコネクションにない製薬業界経験者へのヒアリングが、事業構想化の大きな力に。製薬業界のデータ活用を向上させるサービスを実現。

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インタビューにご協力いただいた方

代表取締役

二宮 英樹 様

課題

・現場の医師として感じた課題感をもとに、医療データの最適化を目指して起業。医薬品情報の検索システムを構想するにあたり製薬業界の現場経験者にヒアリングしたいが、自身のコネクションにはいなかった。

 

実施内容

・ビザスクの公募を通して複数名へのインタビューを実施。

・製薬業界における医薬品情報の取り扱いについて詳しい方に、現場で扱う情報やその活用手法、業界でのサービス展開可能性等について相談した。

 

結果

・多くの提案の中から理想的なアドバイザーと出会い、自分で調べるだけでは分からなかった情報をヒアリングできた。

・アイデアの壁打ちをするなかで、現在の主要サービスの構想につながるヒントも得ることができた。

 

ー事業概要についてお聞かせください

株式会社データックでは、主に医療データ解析のコンサルティングと、医療従事者が速く簡単に薬剤情報を調べることができるアプリを開発・提供しています。

医療現場のデータ活用には様々な壁がありますが、その1つは、いかに解析の技術やAIが発展しても、使うデータ次第で限界が決まってしまうという問題です。
わたし自身が脳外科医として勤務していた時、「医療現場全体に適切な情報を届けられれば、治療により助かる患者を増やすことができるのでは」と感じ、データを活用した医療の標準化を実現したいと考えるようになり、データックの起業に至りました。

 

 

ービザスクを利用された背景を教えてください

ビザスクの役員の方ともともと知り合いで、内輪でビザスクの企業説明を聞いたことがあったのでサービスのことは知っていました。

医薬品情報DBを利用した検索システム開発を企画しており、チャットボット等への応用を構想していました。そこで、製薬業界における医薬品情報の取り扱いについて詳しい方に、情報の詳細や、活用手法、製薬業界への参入計画等について相談したいと考えました。

自身が脳外科医として働いていたため医療業界の知り合いは多かったのですが、参入したいのは製薬業界だったため自身のコネクションでは厳しく、ビザスクを通じて知見のある方を見つけられないかと利用した、という背景です。

 

 

 「業界にいるわたしでも『こんな専門家が登録しているんだ』と驚くような、
  理想的な方と出会えました。」

 

ーどのようにスポットコンサルを進められましたか?

希望するアドバイザーが登録していそうか確認しようと、最初はアドバイザー検索を試して一通りサイトを見てみました。探している製薬業界の経験者も登録されていることがわかり、公募で募集してみることにしました。インタビューしたい先が「製薬会社におけるリアルワールドデータ活用に携わっている方」というニッチといえそうな対象だったので、最初の段階から公募で募ったほうが希望のアドバイザーとマッチングできる可能性が高いと考えていました。

 

直近の公募案件では、新規ソリューション開発のためにまずは先行製品の理解を深めたいと、医師・薬剤師を対象に現場の課題感をヒアリングしました。知り合いに医師は多いですが、今回の対象となるレジメンオーダリングシステム(※1,2)の分野を専攻している医師が身近にいなかったので、初めて医師を対象にしてみました。提案いただいて実際にインタビューの実施に至ったアドバイザーは該当分野を専門的に研究されている方で、まさに理想的な方でした。こんな方もビザスクに登録しているんだと医師であるわたしも驚きました。何度か公募を出していますが、毎回複数名と実施に至っています。

 

※1「レジメン」:がん薬物療法における治療計画

※2「オーダリングシステム」:医師や看護師が行う検査や処方などの指示(オーダー)を電子的に管理する医療情報システム

 

ーお使いいただいた感想を教えてください。

特に、再生医療業界について依頼した案件は非常に良いヒアリングができました。

一般のネット検索で「再生医療業界」などと調べるといくつか大企業がヒットしますが、もっと緻密な業界図を知りたいと思っていました。ヒアリングでは具体的な業界構造を把握できるとともに、自分で調べるだけでは分からなかった情報を得ることができ非常にありがたかったです。アドバイザーの方とアイデアの壁打ちをするなかで、現在のおくすりチャットボット「ヤクプロ」の構想につながり、とても感謝しています。

 

アドバイザーの方とのコミュニケーションも、レスポンスが早く的確にやり取りいただけました。不便さやストレスを感じたことはなく、スムーズな印象です。集まるのは3名くらいを想定していましたが、対象のアドバイザーと依頼内容のニッチさにも関わらず想定以上に多くの方から提案をいただき、イメージにぴったりな良い方を見つけることができて満足しています。

 

 

直近の公募案件(2020年8月)

ースポットコンサル実施の際に工夫されている点はありますか?

1つの案件で複数のアドバイザーと実施する時も多いです。例えばアドバイスをメインで話を聞きたい時には、タイプの違う複数名の方に相談することで異なった角度からのご意見をいただいたり、現場の細かい課題感を掘り下げてヒアリングしたい時には、同じような属性の方々に相談したりと、状況によってインタビュー手法を変えています。案件を出す最初の時点で、けっこう細かく想定したうえで進めています。

 

公募案件を出した後は、経歴や提案内容を見て第一段階のフィルターをかけたうえで、第二段階で、直接メッセージにてヒアリングしたいことに回答可能かを確認しています。

この手順にのっとって判断していけば、ほぼ確実に聞きたいことがヒアリングできるのでおすすめです。

 

 

 「事業拡大フェーズであるスタートアップにとって、
  有識者に単発でヒアリングできるスポットコンサルは非常に使いやすいと思います。」

 

ービザスクご利用前の情報収集方法と比較していかがですか?

実際にビザスク以外のサービスを利用したことはないのですが、業務委託の顧問サービスを運営されている企業からいくつか提案は受けました。

数か月単位の顧問サービスだと一気に単価が上がるので、スタートアップである自分たちにはハードルが高い部分がありました。現在の当社の規模だと、目安3万円ほどで必要な時のみ活用できるビザスクのスポットコンサルが、非常に使いやすくフィットすると感じています。

 

ースタートアップとしてビザスクをおすすめできる点があれば、ぜひ教えてください。

マーケット調査におけるヒアリングにおいて有効です。

もともと医療界隈の知り合いは多いと思っていましたが、それでも知り合えないピンポイントな経験をもつ方や、非常に高い目的意識をもった素晴らしい方に出会えました。先に話した通り、ビザスクでの出会いが現在の主要サービス構想の大きな手助けにもなり感謝していますし、スタートアップの大きな力になるサービスではないかと思います。

 

ー今後のご活用予定について

BtoBのニーズ調査から商品開発、マーケティング及び営業方法のヒアリング等を目的として利用していきます。すでに1件指名相談を実施したのですが、今後も引き続きインタビューを行い、理解を深めて事業に活かしていきたいと考えています。