ビザスク

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ソフトバンク株式会社

ソフトバンクがエキスパートサーベイを活用し、AI映像解析の新規事業を開発。質の高い回答が社内承認の重要な説得材料に

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インタビューにご協力いただいた方

法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部 スマートインフラ事業統括部 AI映像解析サービス部

川俣 裕幸様  吉田 亘希様

部署のミッションをお聞かせください。

川俣様:ソフトバンクの法人事業統括では、DXで企業の抱える課題の解決を目指すというミッションを掲げています。その中で、私共は様々な IoT デバイスから情報を収集 して人手で行っている業務を自動化する「デジタル―オートメーション」の領域を担っており、部署としては、AIによる映像解析を活用し、企業の「人手不足」をテクノロジーで解決するための新規事業の企画/推進をしています。

今回、ローンチされた新規事業「STAION(スタイオン)」はどのようなサービスですか?

川俣様:AI映像解析プラットフォーム「STAION」は、店舗や町中などに設置されたカメラで取得した映像データをAIアルゴリズムを使って分析・解析し、多様な用途で利活用できるサービスです。2021年9月にプレスリリースし、今年度中に提供を開始します。
コンセプトとしては、労働人口の減少という社会課題に対して、ソフトバンクが持つテクノロジーを活用し課題解決に取り組むというものです。たとえば、AIにより映像データを解析することで、小売業における来店するお客様の人数カウント・属性分析店舗の混雑状況の分析、陳列棚における商品の欠品状況の分析などを行い、可視化するサービスを開発しています。
さらには、小売業のDX支援として、映像解析データと店舗データが保持するデータなどを掛けわせて、配送の最適化や商品発注の自動化などサプライチェーンのデジタル化も将来的に実現したいと考えています。また、「STAION」は小売業だけではなく、飲食・医療・介護・工場などといった幅広い産業に対して展開する予定です。
また、ビジネスを展開する上では、当社が垂直統合でサービス提供を行うだけではなく、パートナー企業様と共にソリューション構築を行うことで、世の中にあるカメラと「STAION」を繋げることで広めたいと構想しています。

「STAION」開発にあたり、エキスパートサーベイを活用された理由を教えてください。

吉田様:2つあります。まず1つ目は、スケジュールがタイトであったことから、短期間でアウトプットが得られるサービスを求めていたことです。「STAION」の企画を社内で通すために、1カ月ほどしか残された期間がなく、スピーディーに対応していただけるところを探していました。

2つ目は、アンケート調査で得られる回答の質です。従来は他社サービスを利用し、簡素でn数の大きいWebアンケートを行っていたのですが、それだけでは社内の稟議を通すために十分な材料を得られなかったのです。
より精度の高い情報を収集するためには、我々がターゲットとしている領域で、経営層や本部長といった上位レイヤーに対して調査する必要がありました。お取引のあるお客様にヒアリングをすることも1つの手段ですが、なかなか本音を得られない可能性もあります。
そこで客観的な調査ができるサービスがないか社内で相談をしてみたところ、ビザスクを紹介してもらったのです。

具体的にどのようにエキスパートサーベイを利用されましたか?

吉田様:新規事業を企画検討する上で、立てた仮説が市場のニーズにマッチしているのか検証することが調査の目的でした。また社内承認を得るには、現場の声や統計データなど、多角的な視点で材料を揃える必要がありました。

今後「STAION」を小売、外食、商業施設、銀行等の店舗に展開することを想定し、その領域で意思決定の権限を持つ方に調査を実施し、価格設定なども含め説得力のある材料を揃えたいと考えました。そこでビザスクに依頼し、12名のパネルを抽出してアンケート調査を実施したのです。

エキスパートサーベイで得られた回答やビザスクのサポートはいかがでしたか?

吉田様:まず、最終的に納品されたビザスク作成のレポートがそのまま社内説明に活用できるレベルで図式化されており驚きました。内容についても、仮説を裏付けるような回答をいただけましたし、価格設定についても率直なご意見が寄せられ参考になりました。

サポートについては、質問設計の仕方から納品まで丁寧にアドバイスをいただきました。せっかく調査をしても、質問の仕方次第では回答の方向性や精度が大きく変わってしまいます。だからこそ、ビザスクのサポートはありがたかったですね。

社内で企画を通す際に、エキスパートサーベイの結果はどのように役立ちましたか?

吉田様:他の調査の結果も合わせて、多角的な観点で「STAION」の価値を説明できたと感じています。n数の大きな定量的な調査結果や当社の営業がお客様に伺った声は、市場の全体観を掴むために必要でした。

さらにビザスクのエキスパートサーベイで得られた意思決定層への調査結果を肉付けすることで、かなり説得力が増したはずです。そのおかげで、社内承認を得られサービス化につなげることができました。

川俣様:新規事業を提案する際、ソフトバンクの経営層から求められるのは「なぜソフトバンクがそのサービスを提供するのか」「お客様は本当に課題に感じているのか」といった観点です。それを説明するために、ビザスクで得られた材料は不可欠でしたね。

今回ビザスクのサービスを活用いただいた全体的な感想と今後のご活用予定をお聞かせください。

吉田様:調査のプロフェッショナルにコンサルティングをしていただき、質の高いヒアリングができたと思います。課題のひとつであったスピード感についても、しっかりと対応していただき助かりました。ビザスクの利用は今回が初めてでしたが、この結果を踏まえてスポットコンサルの活用も検討したいと思います。

川俣様:これまでn数の大きなアンケートは何度か実施していましたが、今回ビザスクのエキスパートサーベイを活用してみて、ここまで違うものかと驚きました。
エキスパートサーベイのように対象者を絞って深く聞くことができると、私たちが想定していたこととは違うことも含め、しっかりとした回答が得られるという発見がありました。この手法は価値があると感じたので、今後も他の調査と組み合わせて、ぜひ活用していきたいです。
さらに、今回「STAION」がビザスクの調査結果を裏付けとして社内承認を得て、事業化を果たしたという実績があるため、社内からビザスク活用の成功事例として注目されています。ぜひ他の部署にもお勧めしたいですね。