活用事例
スポットコンサルはSNSの気軽さと顧問契約のクオリティを兼ね備えた「One&Only」のサービス
御社のサービス概要についてお聞かせください
2015年に私が起業した、営業・マーケティング支援の会社です。主にB2B領域で事業を行っている企業に対する支援を行っており、顧客は上場企業から個人事業主まで様々です。
ビザスクを知ったきっかけを教えてください
4年ほど前にメディアの記事でビザスクのことを知り、斬新で面白いサービスだと感じました。新しいサービスに触れておくことは大事だと常々思っているので早速登録しました。当初はアドバイザーとして自身の経験を登録し、一度スポットコンサルの依頼をいただいたこともあります。今はほぼ依頼者側として活用しています。
どのような目的でお使いいただいていますか?
主に3つの目的で使っています。1つ目は、新製品や新事業の営業マーケティング戦略立案に際しての調査ですね。顧客のマーケティング支援において適切な戦略立てをするために、仮説に基づいたニーズ調査を行っています。1テーマに対し複数名にスポットコンサルを依頼し、ある商品やサービスについて、その使い方や金額感、課題などについてヒアリングしています。ヒアリング内容は、支援先の製品・サービスでどの業界を攻めるか選定したり、各ターゲットの攻め方を考えなおしたりするのに役立っています。
2つ目は、既存製品・既存事業の販売促進に際しての調査に使っています。新製品・新サービス同様、ニーズを調査するともに、適切な販売チャネルや販売戦略のあたりを付けるために利用していますね。
最後は自社の事業成長のためです。例えば、自社の支援サービスで新たな業界に参入したいと考えた際の業界理解や想定業界のニーズ把握などです。
公募と指名相談両方で依頼を出していただいていますが、それぞれの使い方を教えてください
そうですね8割は公募、2割が指名相談という割合で実施しています。公募はアドバイザーの方から幅広くご提案をいただけるのがメリットだと思いますので、固有名詞ではなく一般名詞で募集を書くように工夫しています。また、ビザスク側で用意されているテンプレートの必須記入項目をカスタマイズしてアドバイザー選定に活用しています。適切な方から提案をいただけている印象です。
指名相談の場合はピンポイントで相談相手を見つけ出すことために、製品名、業界名、業務手順などから、まずは1キーワードを入れて検索しています。対象が多く出てきたらもう1キーワード入れて対象を絞ってというのを繰り返して検索しています。
またアドバイザーの登録内容にWebサイトやFacebookなどのSNSを載せていらっしゃる場合は、そちらも参考にしミスマッチなくご依頼を出せるようにしています。
スポットコンサルの事前準備として工夫されていたことはありますか?
実施の1週間前を目安に、アドバイザーに質問をお送りして想定回答を思い浮かべた状態で臨んでいただけるようにしました。当日のロスを防ぐためにも、ここは多少強くお願いし、アドバイザーの方々には必ず事前に質問内容を把握していただけるよう動きました。
また実際のスポットコンサルも、互いの移動時間などのロスを減らし楽にスケジューリングもできるよう電話で行うようにしました。
お使いいただいた感想はいかがでしたか?
営業、マーケティング戦略を構築するにあたって必要な情報を収集できたと思っています。リアルな経験者の意見を聞けたので意思決定の参考になりました。例えば私であれば、BtoBのIT業界の知見はあっても小売など門外漢の業界の知見はありません。流通網とかプレーヤーのパワーバランス、金額感といった業界独自の土地勘を、急速に、しかも適切な人から得られるのが最大のメリットです。こうした事前の情報収集を行うことで、見当違いの先に営業、マーケティングのリソース・コストをかけることを回避できますよね。
逆に、稀にミスマッチなこともありましたので経歴などの情報を見て判断できるように、ある程度経歴情報はご登録いただけると良いか、と思いました。基本的にはお名前や個人のSNSなどでその方の情報を調べるようにしているものの、やはり検索しても出てこない方も多くいらっしゃいますので。ビザスクのプロフィールを見ただけで、その方にお願いするかどうか判断できるよう、リッチにご経歴を登録していただけると安心だな、と思います。
ビザスクをお使いになる前はどのように調査や情報収集をされていましたか?
Web検索や人づてにヒアリングをしつつ、クラウドソーシングサービスを使うこともありました。そういったクラウドソーシングサービスはフリーランスの方が多い印象でしたが、ビザスクはよりビジネスに特化しており現役会社員や個人事業主の方など、ヒアリングしたい層そのものの方々が登録している印象です。現役会社員の方にヒアリングする手だてがなくとても困っていたので素晴らしいサービスだと思っています。
そういった従来のリサーチ方法と比較したビザスクのメリットは何だと思われますか?
まず、費用面ですが大変安価な上に、経験者から具体的で信頼できる情報が得られると思います。比較できるサービスはあまりないですが、例えばSNS等で個人にメッセージを送って同じように依頼をした場合、個人からのメッセージに対して警戒されることもあり、返信率はぐっと下がります。一方でもし顧問契約を結ぶとなると、10倍以上のコストがかかるでしょう。スピードにおいても、大体7-10日位でアドバイザーとマッチしている感覚なのでスピード感をもって情報収集できています。
ビザスクは、SNS上のメッセージ依頼と顧問契約の間に位置しているイメージで、両方の良さを兼ね備えた「One&Only」のサービスだと思っています。SNSのような気軽さで使える上に、皆さんビザスクに登録してビジネス相談を受け付けるスタンスがあるので返信もいただけ、クオリティも担保されます。その上、1時間にかかるコストは平均15,000円と非常に安い。弊社のようなベンチャー企業でも使いやすいですね。ビジネスに特化したこうしたサービスはなかったので、本当に助かっていますしメリットだらけです。
長くご利用いただいていますが、サービスの変化は感じられますか?
おそらく登録当初からだとアドバイザーは2、3倍になっていると思うのですが、それと相まって公募を出したときの提案数の増加は肌で感じていますね。
また、今回公募をかけて感じたのはシニアで経験豊富なアドバイザーが増えていること。退職された方にはなかなかリーチできなくなってしまう一方、長年の経験に基づく貴重な知見をお持ちだと思います。退職してもこういったプラットフォームで知見を提供していただけるのはありがたいし貴重な場だと思います。
同業界や同規模の方におすすめできるポイントはどこになりますか?
新たな業界に参入したり、新事業を興したりする際に調査を行う労力、時間、そして情報の精度、どの面をとっても圧倒的に活用できるサービスですよね。実際、営業・マーケティング系の課題で困っていて「業界構造や商習慣がわからなくて・・」みたいな声を聞いたときにはおすすめしています。自分自身が使って、メリットしかないくらい良いサービスだと感じているので自信をもって薦められますね。