ビザスク

ビザスク

株式会社ファンケル

米国展開中のブランドをさらに成長させるべく「ビザスク海外調査」を活用。現地の市場動向に明るいアドバイザーからのアドバイスで説得力のある戦略立てに。

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インタビューにご協力いただいた方

海外事業本部 海外事業戦略部

部長 田中 毅史様
同欧米州開発グループ課長 宮内 真衣様

海外事業戦略部のミッションを教えてください。

宮内様:海外事業戦略部は、ファンケルにおける新規の海外市場を開拓する部門です。私たち欧米州開発グループは、米国を中心としたアジア以外の地域の新規市場開拓を担っています。

ビザスクご活用の背景をお聞かせいただけますか?

宮内様:今回は海外現地のアドバイザーにスポットコンサルに対応いただける「ビザスク海外調査」を活用しました。ファンケルのグループ会社で、アメリカで2002年に立ち上がり、世界に展開している「boscia(ボウシャ)」というスキンケアブランドがあります。売上も認知も拡大してきているブランドですが、昨今は好調な中にもコロナ禍ということもあり、拡大に陰りが生じました。今後ブランドをさらに伸ばしていくためには、新しい切り口が必要です。
「boscia」の拡大に向けて、これまで本社でも市場の状況など定量的な調査は行っていました。そして、ユーザーのニーズや製品評価については、さらに深掘りをして定性調査を行う必要があると考えていました。しかしスケジュールやコストの面で課題があり頭を悩ませていたところ、ビザスクを知り、戦略策定の面でも実現性や有効性についてキッチリと裏を取れるのではないかと考え、利用することになったのです。

「ビザスク海外調査」を使いどのような方にインタビューをされましたか。

宮内様:「boscia」のアメリカでの状況は、現地のメンバーから聞いていたものの、客観的な評価を聞く機会はありませんでした。また、現地のトレンド感や雰囲気を知りたければ、以前なら出張で直接確かめる手もありました。しかし、コロナ禍ではなかなかそれもままならない状況です。
そこで、アメリカの化粧品業界でのご経験が長い社外の方に、第三者視点で「boscia」のいいところ、足りないところなど率直な意見を伺いたいと思いました。ビザスクに依頼しアメリカの化粧品業界、特にメイクではなくスキンケアのマーケティングやブランディングに強い方を選定してもらい、そのうち2名にインタビューを実施しました。

英語でのインタビューだったかと思いますが、どのような準備をしましたか?また、インタビューはスムーズに進められましたか?

宮内様:スポットコンサルのサービスを利用することも、英語でインタビューを行うことも初めてだったので、事前準備には時間を掛けました。事前に資料を作りこんで、アドバイザーの方にも共有するほか、英語でスムーズにやりとりが出来るよう、スクリプトも用意しました。1人目のインタビューを行った後には、その経験を生かして、さらに資料やスクリプトの内容を精査し2人目のインタビューに進みました。
インタビューの場では、アドバイザーお二人とも私たちがネイティブではないことを気遣って、ゆっくり喋ってくださいました。そのため、コミュニケーションに困ることはなく、安心して取り組むことができました。

インタビューで得られた意見や情報に対する満足度はいかがですか?

宮内様:非常に満足しています。こちらもアメリカの市場についてある程度理解はしているつもりでしたが、コロナ禍における変化など、私たちがキャッチできていないリアルな情報を伺うことができ、定量調査だけでは見えなかった気付きがたくさんありました。アドバイザーの方々の姿勢としても、率直に意見をくださるだけではなく、分からないことは分からないと言っていただけて、誠実さを感じました。
田中様:ブランドを体現する時に目を引くカラーリングや、訴求するワードなど、具体的なアイデアをどんどん提案していただけたことが非常に良かったですね。
私たちはどうしても、日本の感覚で考えてしまいがちで、アメリカ現地で好まれる志向にまで考えが及んでいませんでした。アドバイザーの方々に幅広く意見をいただくことで、視界が開けたと感じています。

得られた気付きや情報は、どのように戦略に落とし込まれていますか?

宮内様:最終的に戦略として実践していくのは、現地の「boscia」ブランドのメンバーなので、これまで現地のメンバーに提案をしたいと思っても「日本人からの日本的な感覚に基づくアドバイス」になりがちで、現地のメンバーにとって役立てにくい内容となってしまうこともありました。
しかし今回は、現地の市場を熟知したアメリカ人のアドバイザーの方々から得た情報やアドバイスであるため、現地のメンバーにとっても活用しやすい内容になったと感じています。現在、インタビューの内容を具体的な戦略に落とし込んでいる段階ですが、今回の調査が現地メンバーとのより円滑なコミュニケーションのきっかけにもなったと思います。

ビザスクのサービスに対する感想をお聞かせください。

田中様:業界を熟知する方に客観的なご意見を、しかも短期間のうちに伺えることは、ビザスクの大きな魅力です。1人だけではなく複数のエキスパートにお伺いすることで、セカンドオピニオン的な活用の仕方もでき、非常に有益な調査になったと思います。

宮内様:今回ご紹介いただいたアドバイザーのお二人は、これまでの当社の調査方法ではなかなかリーチできない方々です。そういった方々を素早くリストアップしてくださるビザスクのサービスは、非常に有効だと思います。インタビューの調整もとてもスムーズでした。
世の中には調査サービスがたくさんあり、中にはすべての工程を運営会社にお任せできるものもあります。しかし、インタビューの場合は自分たちで行うからこそ価値があるのだと実感しています。今回、英語でのインタビューということで事前準備に苦労はしましたが、その場で得られた回答に対して自分自身でインタラクティブに深掘り質問したりディスカッションしたりできるため、より厚みのある情報を手に入れることができました。

今後、どういったシーンで「ビザスク海外調査」をご活用いただけそうですか?

田中様:まったく知見のない国や領域でビジネスを始める時、仮説段階で活用するのがいいと思います。最初からきっちりと定性・定量調査を設計し、実施する方法もあるのですが、そうすると時間も金銭的なコストもかかります。また、そもそもの仮説が外れていた場合、その調査がまったくの無駄になる可能性もあります。
まず、”あたり”を付ける段階でエキスパートにインタビューを行い、客観的な意見をもらうことができれば、方向性の修正もスピーディーにできますし、外部専門家の意見ということで社内に対する説得力も高いです。そういった面で、今後もビザスクを活用していきたいですね。