活用事例
新規の領域・技術の知見も簡単に! 既存のコネクションを用いないことで、バイアスのかからない意見を収集できるのがビザスクのメリット
出光興産株式会社
- 目的
- 業種
- 利用サービス
インタビューにご協力いただいた方
- 技術・CNX戦略部 オープンイノベーション推進グループ 荒川様
企画グループ 青木様 (2022年5月インタビュー当時)
所属されている部署のミッションを教えてください。
荒川様:技術・CNX戦略部は全社的に先進マテリアル領域の強化及び2050年カーボンニュートラル達成に向けて、戦略立案・推進を担う部署です。青木はその中でも企画をメインに担当するグループ、私は企画されたものを実行するグループに所属していますが、同じミッションの元、新規事業を企画・実行する際に必要な情報・ツールを取り揃えることも重要な仕事です。
ビザスクご利用のきっかけを教えてください。
青木様:荒川が出向していた企業での利用経験から、ビザスクのサービスなら詳しい方の生の声を聞くことができ、新しいことを始める際には非常に効率的で効果的なので、利用に至りました。
どのようなシーンでビザスクを活用されましたか。
荒川様:新規事業を始めるにあたって外部のニーズを調査して取り入れる必要があったので、社外の有識者の方にヒヤリングをしたいと考えていました。複数名にインタビューをし、偏らない、幅広いニーズを集めることが狙いでした。
面白く新しい技術を持つベンチャー企業を起点にアイデアを起こそうと考え調べたところ、ある技術を持っている企業を発見しました。そこを起点にアイデアを起こしたかったのですが、社内に知見がなかったためまずは業界の理解を深めたいと思いインタビューを実施しました。
具体的には、実際にこの技術の活用を検討しそうな想定業界などを対象にアドバイザーを選びお話を伺いました。
インタビューを通して得られた情報は、意思決定にどのような影響がありましたか。
青木様:社内の新規事業アイデア発表の段階で活用できました。ヒヤリングした内容をそのまま説明資料に盛り込んだため、社外の意見を取り入れた説得力のある発表となりました。
事業に対してアドバイザーの方から肯定・否定含め様々なご意見をいただいたことで、そういう見方もあるのだ、という新たな気づきを得ることができました。
また、得られた情報をもとに私達の持っていたコネクションを活かし新たなヒヤリングもしました。
アドバイザーの選定基準を教えてください。
青木様:ビザスクからいただいたリストの中から、所属先や経歴だけでなく、どこまで答えて貰えそうか、ということも踏まえて選びました。
インタビュー前にアドバイザーがどの程度の情報に答えられるのかを回答していただけるので、インタビューをするかどうかの線引きがしやすかったです。
また想定質問をシャープに書くことができたので、スクリーニングも正確にでき、それを判断材料にしました。
想定質問をシャープに書くための工夫を教えてください。
荒川様:企画書のアウトプットを先にイメージし、足りない情報が何なのかをある程度整理しました。続いて、その不足情報を埋められるような質問を考えるように努めました。
ビザスクinterviewをご利用になった感想をお聞かせください。
荒川様:アドバイザーのリストアップからスクリーニングまで満足のいくレベルでした。マッチングのアレンジもスムーズでした。不明点などに関しても真摯にお答えいただけました。インタビューを通して得られた知見にも満足しています。
1回のインタビューの金額は小さくはないですが、ニッチな領域の専門書の値段と比較すると安いですし、生の声が聞けるというのもメリットだと思います。費用対効果は十分にあります。
青木様:昨年は約20名の方にインタビューを実施しましたが、どの案件もスピード感が良いと感じました。また先程お話しした、シャープな質問の設計についてもサポートをいただけました。
シンプルに質問を作ったものにビザスク側でアレンジを加えていただけたので、より良い質問を作ることができました。
ビザスクの導入でリサーチ方法はどう変化しましたか。
青木様:従来は、既存の顧客ネットワークを使って、他社の方との意見交換を行っていました。既存のネットワークを用いる際は今後のビジネス関係を考慮して日程調整や人選をするため、欲しい情報に手が届くまで1ヶ月以上の時間を要することが多かったですし、バイアスがかかったり遠慮してしまったりします。
ビザスクを利用すれば、顧客ネットワーク外の部門にクイックなアプローチができスムーズに情報を得られるようになりました。
他社の方へ、ビザスクをどのようにご利用いただくことが良いのかアドバイスをお願いします。
荒川様:新しい事業を企画検討する際、社内にその分野の有識者が少ないことが多いと思います。そのような時、外部の有識者にすぐインタビューができるビザスクを選択肢の一つとして持つのはおすすめです。
謝礼が発生するからこそ、アドバイザーの方も責任を持って的確かつリアルな回答をくださいます。
青木様:コネクションのない新領域の業界へ飛び込む際にとても有用だと思います。その事業のニーズはどこにあるのか、ビザスクを利用すれば手軽に知ることができます。また、今回当社ではアイディエーション期に活用しましたが、より幅を広げ今後はインキュベート期でも活用してみたいと思います。
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