ビザスク

ビザスク

野村ホールディングス株式会社

インタビューを通じて想定ユーザーのニーズと感情面に迫ることができ、商品・ サービスの設計が大きく変わった

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  • 新規事業

インタビューにご協力いただいた方

未来共創カンパニー 

藤井 康平様

未来共創カンパニーの事業とミッションについてお聞かせください

野村グループは、野村證券を中核とした金融グループです。未来共創カンパニーは、単独の事業部門ではカバーしきれない事業領域を担うことを目的として、2019年4月に創設されました。現在、カンパニー全体で100名ほどの組織となります。ミッションとしては、お客様が望むデジタルを軸とした新たなサービスを提供することにより、野村グループが掲げる豊かな社会の創造に貢献するというものです。

役割としては大きく2つあります。1つは、野村グループ全体で特にデジタルを起点とした新しいビジネス開発です。中長期的な視点で、時代の半歩先・一歩先をいく企画をトライアルアンドエラーで実行しています。もう1つは、さらに長期的な視点で、大学・官公庁・VC・ベンチャーなどとの提携や出資を行う際のハブ機能として、ビジネス開発や戦略調査を担う機能です。これまでにLINEとの共同出資で設立した「LINE証券株式会社」をはじめ、ブロックチェーン技術を活用した取引基盤を開発する合弁会社「株式会社BOOSTRY」、ファンベースを基盤とするマーケティング支援を行う合弁会社「株式会社ファンベースカンパニー」などが誕生しています。

なぜ、ビザスクのサービスを利用しようと考えたのでしょうか?

新規事業を検討する際、金融の世界だけに閉じるのではなく、様々な領域の知見が必要となる場合があります。そういった時に、デスクトップリサーチをおこなったり、野村グループのつながりを活用して情報収集をおこなったりしていますが、なかなか手が届かない領域が少なからず出てきます。そうした領域の知見を持つ方々に、業界の課題やユーザーニーズ、トレンドを伺いたいと考えていました。また私自身がIT業界から金融業界に転職して間もないことから、インタビュー対象を選定する際に色々と相談をしたいと考え、金融業界での実績が豊富なビザスクの利用を決めました。

スポットコンサルを、どのように活用していただいていますか?

事業検討の比較的初期のフェーズで活用しています。1プロジェクトで最低5名にはインタビューをおこない、様々な視点からヒアリングをするようにしています。

対象者を選定する際に最初は事業検討領域に関わる経験に加えて、コンサルティング会社に勤めた経験のある方や、経営層の方へのインタビューから行いました。その理由としては、顧客体験やトレンドを俯瞰する視点をお持ちの方にまず話を伺うことで、私たちが設定した仮説の方向性が大きくずれていないかを確認したいと考えていたからです。

アドバイザーの方々は非常に協力的で、質問に丁寧に答えていただきました。手元に業界に関わる資料を用意していただきながら、正確な数字まで話していただける経営層の方もいらっしゃいました。

インタビューを通して得られた情報は、意思決定にどのような影響がありましたか?

初期に我々が仮説として置いていた業界の課題やニーズだけではなく、お客様の不安や期待といった感情の面まで直接伺えたのは、大きな収穫だったと思います。そのなかで、以前は漠然としていたユーザーセグメントが、価値観や行動に至るまで、よりクリアになったのです。それにより、インタビュー前後で商品・サービスの設計がかなり大きく変わりました。

また複数のプロジェクトでビザスクを活用する中で、引き続き事業化検討を前進させているものもあれば、インタビューの結果「これは現段階では難しそうだ」と判断したものもあります。結果は様々ですが、インタビュー前後で変化がないというケースはなく、ビザスクのサービスが意思決定に影響しています。

インタビューを行う際に、気を付けていたことがあれば教えてください

事前準備をしっかりと行いました。アドバイザーの方々は、みなさん協力的でしたが、どれだけ相手から事実ベースで厚みのある情報を引き出せるかは、我々自身の事前調査に依存するものだと考えています。そこで、業界におけるベースとなる知識はデスクトップリサーチでインプットするようにしました。その際、デスクトップ上で調べられる業界の常識と、市場で現実に起こっていることの間には乖離があるということを念頭に入れてインタビューをするようにしています。

ビザスクから頂ける候補者リストには、対象者のご経歴が詳細に書かれていることが多いため、準備段階から「この人にはこういうことを聞けそうだ」と下調べや事前準備に活きることが多かったです。

ビザスクのサポートはいかがでしたか

毎案件、丁寧かつ素早くサポートをしていただいています。インタビューしたいアドバイザーの条件がうまく言語化できていない場合も、相談しながら明確化でき、早い場合は翌日には精度の高いリストを上げていただきました。インタビュー対象者を絞り込む際には、スクリーニングの質問ができることがありがたかったです。

新規事業は、プロジェクト毎に業界やターゲットが異なるため、選定の軸や質問内容についても細かくビザスクに相談に乗ってもらえることは、とても助かっています。リストについても、ニッチな領域の場合は少し選定に苦労することはありましたが、それでも他のプラットフォームと比較するとかなり層は厚いと感じます。

ビザスクのお勧めしたいポイントを教えてください

アドバイザーの幅広さと層の厚さをお勧めしたいです。新規事業を検討する際には、特定の方向だけではなく、様々な角度から想定している仮説についてヒアリングすることが必要不可欠です。ビザスクのサービスを活用すれば、対象者が明確に固まり切っていない場合にも、アドバイスをしていただくことができます。そうしたサポートのきめ細やかさも、ぜひ新規事業担当者にお勧めしたいポイントです。