活用事例

外部からは得にくいユーザーの声を収集するためにビザスクliteを活用!マーケット調査をスピーディーに実現できた

株式会社アダコテック

目的
業種
利用サービス

インタビューにご協力いただいた方

  • 代表 河邑 亮太 様

ー事業内容について教えてください

アダコテックは製造業最大のアナログ領域とも呼ばれる検品作業を自動化するためのAIソフトウェアを提供しているテックベンチャーです。日本最大級の研究機関である産総研で生まれた「HLAC(エイチラック)」特徴抽出法という技術を活用し、少ないデータで高精度を実現できる世界的にも唯一無二の技術力を有しています。これまで大手自動車部品メーカーをはじめ50社以上の大企業での実績があり、これからグローバル進出も視野に入れています。

 

ーどのような課題がありビザスクをご利用いただきましたか?

我々のサービスのターゲットは製造業でかつ検品を担当している方なのですが、市場が大きく、業界やお客様ごとに個別性が高いことが特徴です。そういった個別事情を踏まえずにサービスを作ってしまうと、お客様が本当に求めているプロダクトにならない可能性があります。一方で我々が知りたい情報は工場の中の閉ざされたところにあり、ECサービスのように自分たちがユーザーであったり、想定ユーザー層にすぐリーチできたり、という環境ではないんです。そこで、ビザスクliteを利用し、今実際に工場で勤めている方や過去に勤務経験がある方を探してみることにしました。

 

ーインタビューは課題の解決に繋がりましたか?

ビザスクで得られた一番の効果は、どこにどのくらいの市場があるか明確化されたことです。「自動化すべき検品」は何なのか・どこにあるのかを理解しないままに、業界が大きそうだからという理由で参入すると失敗する可能性があります。現場でその検品が発生する頻度やコストを理解することが重要なので、ビザスクを通してそのN数を集めて事業進出の戦略を立てることができたことは大きな効果でした。

 

 

ービザスクliteのメリットは具体的にどのようなところだと思いますか?

ビザスクliteのメリットは価格とスピードだと思います。他の類似サービスは単価感がベンチャーには敷居が高いのですが、ビザスクliteは約3万円からインタビューできるのでとても使いやすかったです。また今回は、公募機能を利用しましたが募集を出してから短期間で応募が集まったことも非常に有用でした。スピーディーにたくさんの方にお話を伺いたいと思っていた中で、アドバイザーからのレスポンスが早かったことは大きなメリットでした。

 

ー他の調査方法と比較してビザスクはどのような位置付けでしょうか?

ビザスクは「まず大枠を掴む」フェーズでの調査に向いていると思います。最終的には工場など現場へ行って直接見ること、話を聞くことが重要ではありますが、その前段階で、業界の全体構造や収益構造を掴む、仮説を構築する、どこに行って何を聞くかを決める、という点でビザスクを活用すると良いと思っています。

 

ー有意義なインタビューにするために工夫されたことがあれば教えてください。

我々も最初から上手くいった訳ではありませんでした。インタビュー項目が定まっていない状態でインタビューをすると、インタビュアーやアドバイザーによってヒアリング内容にバラつきが生じてしまうことがありました。そこで、最初に「聞くべきことを決めるためのインタビュー」を実施し、インタビュー項目を決めた上で「より深いヒアリングをするためのインタビュー」を実施するという2段階で進めたところ、必要な情報を効率的に集められるようになりました。

 

ー今後どういったシーンでビザスクをご活用いただけそうでしょうか?

今後海外展開を視野に入れているため、各国の製造業の実態など、入手しにくい情報が欲しい時に活用していきたいです。また、既存プロダクトにおいては、レベルアップや付加価値向上の方向性を見極める時、本当に必要とされている機能は何なのかをインタビューしたいですね。新規事業を検討する際は、今回のようにまずはマーケット調査で利用したいと思います。

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