活用事例
未経験・ひとり広報の立ち上げにビザスクliteを活用。アドバイスを基に自社のフェーズに適したアクションに繋げる!
株式会社ShiruBe
- 目的
- 業種
- 利用サービス
インタビューにご協力いただいた方
- 広報責任者 湯浅 朱菜 様
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- 課題
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- 広報立ち上げにあたり経験者が社内にいなかったため、アクションやKPI設計の妥当性の確認が出来ずにいた。
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- アプローチ
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- ベンチャー企業での広報経験が豊富な方とインタビューを実施し、広報の業務全般に関すること、自社の状況に合わせてネクストアクションやKPIなど幅広くアドバイスをもらった。
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- 効果
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- ヒアリングした内容から、自社のフェーズに合わせたKPIの設定、リリースに向けたアクションなどを整備し、リソースが不足している中でも広報の立ち上げに成功。
事業概要についてお聞かせください
弊社は「哲学クラウド」というサービスを提供しており、組織開発の領域でMission・Vision・Valueの策定やマネジメント支援、チームビルディング支援などを行なっております。2022年4月に会社を設立したばかりのスタートアップです。サービス名に”哲学”と入っておりますが、東京大学や上智大学、中央大学で実際に哲学を教えていらっしゃる先生方に監修していただきながら一緒にサービス開発をしています。
マネジメント研修や組織開発のSaaSはこれまでも多く存在していたと思うのですが、よくあるケースとしてHowだけを研修で教えてその後に現場を見てみると、研修の内容が何も活かされていないとか実際現場が変わっていないというお話しを耳にすることがあります。
「哲学クラウド」は、Howの「どうすればいいか」だけではなく、Whyの「一人ひとりの考え方や価値観」を明らかにして、根底にある哲学を相互理解した上で組織開発のご支援をさせていただくサービスです。
ビザスクを利用された背景を教えてください
会社を設立して2ヶ月くらい経ち、ちょうど広報の立ち上げを準備していました。この規模のシードスタートアップで最初から広報を立ち上げる会社は少数だと思いますが、一般的に”哲学”と聞いても馴染みがない方が多いので、「哲学クラウド」だけではなく哲学そのものをちゃんと広めて行かないといけないと考え、このフェーズから広報を立ち上げることになりました。
しかし、私自身広報の経験はなく、社内にも経験者がいなかったため、本などを見ながら戦略やKPIを立てたものの、「この目標やKPIは妥当なのか?」という疑問が生じました。その時に実際に広報の経験が豊富な方にフィードバックやご意見をいただいてブラッシュアップしようという目的でビザスクliteを利用しました。
指名相談をメインで利用されていますが、指名相談を選んだ理由を教えてください。
フィードバックいただきたい対象がどういう経験を持っている人かという要件が明確だったのでキーワードで検索したほうが適切と考えました。
広報と一言で言っても、攻めか守りの姿勢の違いがあったり、企業規模の違いがあったりします。私たちは設立1年目のシードスタートアップなので、大手企業で長年広報経験がある方に聞いても立場が違いすぎてアドバイスを活かせない可能性があると思いました。きちんと私たちの状況を把握した上でアドバイスいただける方を探そうと思うと、自ずとペルソナが見えてきました。該当するキーワードで探すとピッタリな経歴の方が数人いらっしゃいましたので指名相談で依頼しました。
実際にインタビューした方は広報立ち上げ経験もあり、シードよりのスタートアップでシリーズBからシリーズC、その後に上場も経験していらっしゃり、私たちがぜひフィードバックをいただきたいと思う理想の方でした。
インタビュー実施の際に工夫された点はありますか?
相談する方には事前にヒアリング項目はお送りしました。あとはそれに付随するところで、ヒアリングの設計を考えました。そもそもの今の状況を明確にした上で今回のインタビューのゴールを設定しました。
具体的には、インタビューが終わったあとにどういうアクションを自分が起こしたら良いのか?を考えて、逆算して必要なヒアリング項目を抽出していきました。また、広報戦略のスプレッドシートを作成し、フィードバックがほしい基準や観点などを赤字で記入して、曖昧なインタビューにならないように意識しました。せっかく素晴らしい経験があるプロの方にインタビューをお願いするので、観点すり合わせなどに多くの時間を使ってしまうともったいないと思って準備を進めました。
インタビューで得た知見はご自身の業務にどのように活かされましたか?
広報の業務や職種の当たり前の常識を伺うことができて、広報の仕事に対する解像度が上がりました。例えば、教えていただいたうちの一つで、ある媒体にはスタートアップ枠があり、スタートアップの広報はその枠を狙っているという粒度の情報を得ることができました。こういった、その職種では常識だけれどインターネットには落ちてないリアルな声を聞くことによって、自社のリリースのスケジュールの見当をつけることも出来ました。また、KPIの設計も現在のフェーズに適した置き方を教えていただいたことで、次のアクションに繋げられました。
ベンチャー企業としてビザスクliteをおすすめできる点があれば、ぜひ教えてください。
一番のメリットは”時間の有効活用”だと思います。スタートアップは時間も人手も足りないということが多いです。私自身も営業、広報、納品、秘書などいくつも兼任しています。新しい業務に取り掛かる際に調べたり勉強する時間は十分に取れない、けどもう準備しなければ間に合わないという状況でビザスクliteを活用するのは本当に有効だと感じました。
様々なリソースが足りない中で新しいことに挑戦したいスタートアップはぜひビザスクliteを使ってみて欲しいです。
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