活用事例

地元宮城に根ざした事業創成にスポットコンサルを活用。ビザスクで首都圏との情報格差を解消し、新規事業を推進。

石巻みなと商運株式会社

目的
利用サービス

インタビューにご協力いただいた方

  • 代表 齋藤 浩喜 様

課題

・親元で育ててもらえない子ども達の支援をしたいという思いから新規事業の立ち上げを決意。それに伴い本業の運輸以外の知見が必要になったが、希望の知見を持つ専門家にアクセスできなかった。

 

実施内容

・幅広い分野のアドバイザーとビジネスアイディアの壁打ちから不動産の専門家に事業を興す具体的な相談まで複数回にわたってスポットコンサルを実施。

 

結果

・求めている情報が早く、手軽に入手できるだけでなく、様々な切り口から課題解決のためのアドバイスを得ることができる。

・全国のアドバイザーと相談できるので、首都圏との情報格差を解消してビジネスに取り組める。

 

ー事業概要についてお聞かせください

宮城県石巻市と多賀城市の2つを拠点に運輸事業を行っており、三陸より新鮮な食材を全国の市場や量販店のセンターへ配送しています。

この度、地元宮城で児童養護施設にいる子ども達に対して、地場の企業で集まって就労支援をしていく新規事業を立ち上げようとしております。

 

ービザスクを利用された背景を教えてください

新規事業を始めるにあたって、本業の物流以外の知識も必要になりました。

最初はコンサルティングを専門とする方にもお願いをしていました。しかし、一般的な部分のコンサルティングは十分満足できる形でやっていただいたのですが、特定分野の専門的な情報となると、どうしても欲しい答えになかなかたどり着かなかったんです。

そんな時に何か良いサービスがないかなとwebでいろいろと探し、ビザスクを見つけて「利用してみよう」となったのがきっかけです。

 

ー公募をメインにご利用されていますが、ご依頼時に工夫されていることはありますか?

当たり前かもしれないのですが、まず自分の質問内容をできるだけ詳しく書くというのが一番大事だと思います。どういうアドバイザーを求めているのか、どういうゴールを求めているのか、という部分は依頼文で明確に書いて、提案してくれるアドバイザーにしっかりと伝えるということが重要です。

また、最初公募を利用した時は、予想以上にいろんな方から提案を頂いて、こんなに来るんだとビックリしました。

沢山のご提案の中から、実際にスポットコンサルをお願いするアドバイザーを決める時には、事前のメッセージのやりとりが大事だと思います。

(※ビザスクliteではどなたにお願いするか確認するためのサイト上でのメッセージのやりとりは無料で可能です。)

事前のメッセージのやりとりで「自分の求めている答えをこの人は教えてくれそうだな」という判断もできますし、スムーズにコミュニケーションが取れるかどうかもわかってきます。

ですので、実際にスポットコンサル実施を検討しているアドバイザーの方とは事前相談で複数回やりとりをするようにしています。

ただ、これが自分の正解だったかは、未だにわかりません。沢山のご提案をいただいて、話してみようと思わなかった方の中にも、最終的には面談してすごくいい方がいらっしゃったかもしれないし、それは本当にわからないです。

私が普段話さなさそうな人を選んでみるのも、このサービスの面白い点の一つかもしれませんね。自分が考えもしなかった答えを、その人は提示してくれるかもしれない。例えば、洋服を選ぶのと似ているかもしれません。自分で服を選ぶと、大体似たような服を選ぶ人が多いと思います。自分が選びもしなかった服が、実は人から見たら意外と似合ってたみたいなことが、ビザスクでも起こりえると思っています。そこはこのサービスの難しいところでもあるし、面白いところでもあると思います。今後はそういった視点も持ちながら、いろんな方とお話ししていきたいと思っています。

 

ーすでに10件以上ご実施いただいているなかでのスポットコンサルの感想を教えてください。

同じ課題に対しても、アドバイザーによって答えが違うので、様々な角度からインサイトを得ることができます。

例えば、最初の公募案件で4人の方とお話したんですけど、4人ともアドバイスの内容が全く別でした。というのも、課題に対する切り口が4人とも全然違う。だから4人とも話ししてて面白かったです。毎回の面談でそういった考えもあるんだと驚きの連続でした。

 

あとは、アドバイザーの方のプロ意識に感嘆しました。私は結構マニアックな要望を出したのですが、面談前に入念に準備してくださる方もいました。お話していただいたアドバイザーの方には本当に頭が下がります。

 

※4名のアドバイザーとご実施いただいた最初の公募案件

 

ーそれまでの情報収集方法と比較していかがでしたか?

これはもう全然違います。ビザスクは自分の欲しい情報にすぐアクセスできて、専門家の方のリアルなお話もすぐに聞けます。ビザスクを使わない場合、例えば不動産のいろいろなノウハウが欲しいと思ったら、ネットで調べるか、周りのツテを使って不動産をやっている方に聞くかとか、そうした手段しかとれません。しかしそれだと、たどり着いた方がどんなアドバイスをくれるか全くわかりません。

ビザスクなら専門家にアクセスする時間も早いし、事前相談のやりとりで方向性をすりあわせてから実施できるのでミスマッチが防げるという点がやっぱりすごいですね。

費用に関しても、人それぞれ意見はあると思いますが、私は利用しやすい価格だと思います。コンサルティングを専門とする方に専任として契約を結べば、月に2回程面談して平均月20万くらいかかります。もちろんコンサルの方は裏でいろんなことをしてくれているのですが、専門家の意見をスポットで聞きたいという場面では、やはりビザスクは利用しやすいです。

 

ー地方で事業を興されている方にどのような場面でビザスクをおすすめできますか?

私は地方にいる人こそ使うべきサービスだと思います。やはり地方は東京に比べると、情報や人脈のハンデがある事実は否めません。それを埋めてくれるのがこのサービスだと思っているので、地方にいる人こそ使ってほしいです。地方でスタートアップを立ち上げても、首都圏だとすぐに注目されて売上が上がるようなサービスも、地方だとなかなか芽が出ないこともあります。だからこそこういうサービスを使って、新しいものをどんどん地方で創っていくべきだと考えています。地方で新しいことをはじめる人、はじめようとしているけど情報が得られないという人はぜひ使っていただきたいと思います。

 

ー今後のご活用予定について

事業を進めていくと、「ここ専門家の方に聞きたいな」というのがポイント、ポイントで出てきます。その細かいポイントが出てきたときに、パッと思い浮かぶのがビザスクです。今後も事業が進むごとに疑問は出てくるので、その都度ビザスクを通していろんな方とお話しさせていただきたいと思います。

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